前半頑張ってきた疲れがどっと溜まっている時期かと思います。
「病は気から」とよく聞きますが、実際にストレスやネガティブな気持ちが身体の健康に影響するという研究結果もあるようです。ストレス時にはコルチゾールというホルモンが分泌され、コルチゾールの濃度が高いと高血圧や高血糖になりやすくなったり、脳や身体の老化、心臓病や動脈硬化など心臓疾患のリスクが上がる原因の一つになります。
ケンタッキー大学のデボラ・ダナー教授の研究では、ポジティブな言葉を使う人とネガティブな言葉を使う人の60年後の生存率を調べたところ、ポジティブな言葉を使う人の生存率は約90%、一方ネガティブな言葉を使う人の生存率は約34%であり、約56%もの差が生じていることが分かったそうです。私たちの気分は身体の様々なところに影響を及ぼしているようですね。
そこで大事になってくるのがセルフケアです。セルフケアとは「自分自身で健康を管理して、心身の不調を予防・対処するための自発的な取り組み」のこと。体調が優れないけど病院に行くほどでもないというとき、消化の良いものを食べたり、早めに寝るようにしたりして対応しますね。それがまさにセルフケアです。セルフケアは身体だけでなく、心にも必要です。自分に合うセルフケアの方法を見つけておくと良いでしょう。
ちなみに私のセルフケア方法は「美味しいものを食べること」と「好きな動画を見ながらぼーっとすること」、「テレビゲームで敵を倒すこと」です(笑)。私の知人の中には「疲れたときには必ず、某コンビニの豆大福を食べる!」という人もいました。自分は何をしているときが一番リラックスしているか・元気になれるかについて、あらかじめ考えておくといいかもしれません。
また心に余裕のある人は、問題以外の場面で自分がうまくやれていることに目を向けて、理想の自分やなりたい自分を思い浮かべてみてください。そこに向かって小さい目標を立てて1つずつクリアしていくのもおすすめです。ここでよく「〇〇しないようになりたい」と目標を立てる人がいます。目標は否定形でなく、具体的なほうが取り組みやすいです。「〇〇しないようになりたい」という目標が浮かんだ人は、「〇〇しない ”代わり” に何をする?」という視点で考えてみると良いでしょう。例えば「忘れ物をしないようになりたい」という人は「忘れ物をしない ”代わり” に、メモして机に貼っておく」、「前日の夜に鞄に入れておく」のも良いですね。セルフケアをして、心も身体も回復した状態で楽しく夏休みを過ごしたいですね。
【参考URL】
・厚生労働省 若者を支えるメンタルヘルスサイト『こころと体のセルフケア』(https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/self/index.html)
・第一薬品工業株式会社 健康に関する知識『病は気からはホントだった?』(https://www.d1yk.co.jp/health-information/2021/post-63.html)
