8月も半ばを過ぎたあたりから夏休み明けのことを考え、憂うつになっている方もいるでしょうか。「夏休み明けの憂うつを感じているあなたへ処方箋」ではないですが、ちょっとした対策法をお伝えできればと思います。
まず、夏休み明けを考えると不安、憂うつであるというのは、ごくごく自然な反応であること。そのことをなんとかしなくては!この気持ちを消さなくては!と考えなくてよいでしょう。「あ~、憂うつだな。嫌だな。不安だな。面倒くさいな。」という気持ちをそのまま自然なこととして感じましょう。以前、マインドフルネスをご紹介した際にもお伝えしましたが、自らの気持ちを消そうとせず、そのまま感じることが大切です。そしてマインドフルネスに従えば、その気持ちを解消するために色々と考えを巡らせ時間を過ごすのではなく、今、目の前のことに集中していくことが自分の気持ちをそれ以上膨らませない方法であったはずです。では、今、目の前のできることとは、何でしょうか。
①まずは、生活リズムについて振り返りましょう。起床時間がずれているのなら、少しずつでよいので、夏休み前の時間に戻していきましょう。
そして、朝、起きたら、カーテンを明け、日光を浴びることを習慣にしましょう。日光を浴びることで、セロトニンの分泌を促し、自律神経を整えていきましょう。
②次に、新学期の準備、揃えるものなど1日1つでもよいので、揃えていきましょう。
このように具体的な行動を1つ1つ積み重ね、できたら自分を褒めることを忘れないでください。
③さらに、夏休み明けの人間関係を不安に思う人もいるでしょうか。これまで一人で気楽に過ごしていた環境から、大勢の教室という環境では、ストレスも多いのは当然です。さらに、「クラスの友人のテンションについていけるか?」という不安も感じるでしょう。最初は、挨拶をする、聞き役に徹するなど人間関係のハードルを下げてスタートしてみるのはいかがでしょうか。さらに、疲れてしまった際に休憩所として、図書室を利用することや教室移動は一人で行くなど、予め行動のレパートリーを考えておくのもよいのではないでしょうか。
実際にそのように過ごすうちに、徐々に身体も心も慣れ、またいつもの調子が戻ってくるはずです。
もし、長引きそうだなと思う方は、スクールカウンセラーや保健室など、”心の休み処”はあるので、躊躇せずご利用ください。
どうでしょうか。残りの夏休み、悶々と過ごさず、今、この瞬間を感じ楽しみながら過ごしていただければと思います。
