4月から学校や職場環境が変わったり、新たな役割や立場におかれたりした方も多いのではないでしょうか。そうでなくてもこの時期は、「今年度も/今年度こそ頑張ろう」という気持ちが起きやすいように思います。うまく波に乗って順調に滑り出せる場合もあれば、気負って疲れたり、自分のペースでいられなくなったりしてしまうこともあるかもしれません。
そのような時に役立つかもしれないのがリソースです。カウンセリングの中で言われるリソースは、個人の資源になるものを指します。よく挙がるのがその人の強みや支えてくれる人などです。例えば、「ものごとに粘り強く取り組めること」や「少し悩んでも寝たら忘れられること」、「励ましてくれる家族・友人」などです。他にも、美味しい食べ物やお気に入りの音楽、香り、落ち着く場所、散歩なども当てはまります。「疲れたから甘いものを食べよう」「気分転換に散歩しよう」などと、普段の生活で自然と活用している方もいらっしゃるかと思います。そのようにリソースを使って自分を助けてあげられた体験もリソースと言えます。また、頭がスッキリしている、手のひらが温かい、しっかり地面を踏んでいる感じ、などの身体の感覚もリソースになり得ます。
ここまで読んだ方は、こう思われたのではないでしょうか。「何でもリソースじゃん…」と。その通り、目を向けてみると私達の生活はリソースだらけと言えます。ですが、「これだけたくさんあっても、焦ったり落ち込んだりした時にそんなこと思い出せないよ…」と思われる方もいらっしゃると思います。必要な時にリソースを使えるようにするには、日頃から手帳などに「ほっとすることリスト」を書きとめておいたり、携帯の中にお気に入り画像フォルダを作っておいたり、目に留まりやすい工夫してみるとよいかもしれません。もちろん、今挙げたようなことがリソースと思えない、リソースが自分にない、と感じる方もいらっしゃることと思います。今の状態から、そう思われるのが自然な場合もあると思います。そんな時には、身近な人やカウンセラーと一緒にリソースを探してみるのもいいかもしれません。
最後に、筆者にとって安らげるリソース、友人とバーベキューをした川辺の画像をシェアさせていただきます。
