心理学

自転車と記憶

少し前の話になりますが、自転車を購入し、5月の連休にサイクリングに出かけました。

最後に自転車に乗ったのは、おそらく高校生の時ではないかと思います。かなりのブランクがありますが、すんなり漕ぐことができました。「手続き記憶」というもので、身体で覚えた動作の記憶は、一度身につくと時間が経っても覚えているのです。自転車の乗り方以外にも、泳ぎ方や楽器の演奏の仕方なども含まれます。

「自転車と記憶」について別の視点からもう一つ。自転車のペダリング(漕ぐこと)を10分程度行うと、記憶力がアップすることが、筑波大の研究で報告されています。専門的には、超低強度の運動により、海馬歯状回と周辺皮質の活性化が起きるそうです。

暖かく過ごしやすい季節に、キツくなく楽しい運動をすることは、気分転換はもちろん記憶力にも良い効果が期待できるようです。

楽しみながらの脳活、健康管理におすすめです。

関連記事