苛々している時など気分が不安定な時は、普段なら問題なく出来ることであっても、なんだか難しく感じられることがありますよね。
自己効力感(「自分には出来る」と思える気持ち)は心身の状態が不安定な時に低下する傾向があり、自己効力感の低下は行動にも悪影響を与えるので忙しい時ほど注意が必要で、自身へのいたわりが重要になります。
「自分への思いやり」を意味するセルフ・コンパッションという言葉があるのですが、セルフ・コンパッションが高い人は不安感が低く幸福感が高くなるとされています。すなわちセルフ・コンパッションが高い人ほど、心が安定し結果的に自己効力感も適切に保たれやすくなるとも言えます。皆さん忙しい毎日を過ごされているかと思いますが、時には親友をいたわるような暖かい言葉をご自身にもかけてみてはいかがですか。自分自身を認め受け入れることで自己効力感は高まり、行動にもいい影響が出てくると思います。
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