自由に過ごせた夏休みが終わり、仕事や学校に戻ったものの、何となく生活リズムが整えられない、という方もいらっしゃるでしょうか。もし、疲れているはずでも、翌日の準備や休息に充てる時間についスマホやテレビを見てしまって夜更かししてしまうという状態だと、「リベンジ夜更かし」という言葉が当てはまるかもしれません。日中の過ごし方に満足していなかったり、ストレスを感じていたりして、夜に何かしらの活動をすることでコントロール感を取り戻そうとすることをいうようです。
近年、時々「リベンジ夜更かし」やその対応法についてのネット記事などでは、睡眠リズムを整えることと、コントロール感を持って過ごすことが挙げられています。もちろん、朝に日光を浴びて夜は光を避け、ホルモンのバランス体内時計を整えることも大切ですが、今回は、コントロール感の方に注目してみたいと思います。
コントロール感を持って過ごすにはどうするとよいのでしょう。自分が思うようにいっていないこと、ストレスを感じることは何かを探ること、1日の過ごし方を振り返ることから、ヒントが得られそうです。ストレス因を意識することで、夜になる前に少しでもストレスによる負の影響を緩和するチャンスが持てる可能性が出てきます。例えば、納得のいかない仕事や課題をやらなければいけない時にモヤモヤを抱えやすい場合、同僚や友人に愚痴を聞いてもらったり労いあったりできるかもしれません。また、自分の現状を把握すること自体、コントロール感を持てることの第一歩になる人もいるでしょう。
と言っても、仕事量が多いなど、自分で変えられる部分がなかなかない場合もあるでしょう。その場合、心を労る、というよりも身体を休めること、睡眠リズムを崩さないことを優先することも大切になりそうです。睡眠時間から逆算し、仕事や学校後にやるべきことは最小限に絞るなどの工夫をしてみましょう。ほんの少し時間がとれる場合は、自分を満たせることを短時間だけ行う、画面を見る時間を減らして睡眠への影響を少なくすることも考えられます。例えば、5分だけお茶を飲みながらぼーっとする、動画を見るなら区切りのよい短時間のものにする、動画よりラジオや音楽を選ぶ日を作る、など。
もし、帰宅後にやりたいことを優先し、家事、入浴など休むまでにやるべきことが後回しになっている場合、なるべく簡単にできる仕組みを作るのも一つの手です。動線を短くする、作業量を減らす(調理はレンジのみの日も設ける)などの工夫ができそうです。
1日の振り返りも、ストレス緩和ややるべきことの仕組み化などの工夫も、完璧にやろうと思うと挫折し、結局やりたいことや手軽に刺激を得られること優先に傾いてしまうこともあります。大まかに振り返れれば・あるいは一つできればよしとする、という考えも持っておくと、少し気が楽になるかもしれません。
少しでも皆様の生活のヒントになれば幸いです。
