カウンセリング

リソースを活かす

先日、とある先生とお話をしていました。その中で、リソースを見つけることが大切だねというお話になりました。リソースとは、資源のこと。リソースの中にも様々な種類があります。個人の性質、能力、興味・関心や、容姿、態度、好きなことなどを表す「自己リソース」、大事にしているものや外部環境を表す「環境リソース」、周囲の人間関係を表す「他者リソース」です。

たとえば、私は「まねをすること」がリソースのようです。これは「自己リソース」にあたりますね。今までを振り返ってみると、分からないことがあったらとりあえず周りの人のまねをしていたように思います。また、私の家の周りは緑がたくさんあります。これは「環境リソース」にあたると思います。そのような環境でのんびりと育ってきたので、性格もなんとなくのんびりしているように思います(笑)。また、家族や友人も私の大切なリソースです。これは「他者リソース」にあたりますね。

人にはそれぞれリソースがあります。今までは自分でも気づかないうちにそのリソースを使って、困難な場面に適応してきたと思います。しかし、なかなか自分1人ではそのリソースに気づくことは難しいでしょう。またどのように活かしていけばよいかも分からないですよね。

自分にはどんなリソースがあるのか、どのようなところで活用できるのかなどを身近な人と話したり、カウンセリングの場面でカウンセラーと一緒に見つけていくのもいいかもしれません。

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