ある小学校で職員研修をする機会があるので、「特別な支援が必要な子どもたち」にどのような進路のプランが立てられるかをまとめています。
わたしは東京都の公立小学校のスクールカウンセラーもしており、保護者や教員の方々から「この子には特別支援教育が必要だと思うが、利用すると高校に行けなくなったりしないか?」などの質問を受けることも多いので、この機会にまとめてお伝えする予定です。
小学校で保護者にお子さんの特別支援的なお話をする時、大抵は初めて我が子の特性や障害に向き合う方々です。「もうこの子は普通に生きていけないのでは…」と、絶望したり、心配でたまらない状態の方とお話する機会も多くあります。
しかしながら、特別支援教育は本人の可能性を狭めるものではなく、学習や自立を支えるものであり、本人の個性に合わせて高校やその先の進路を選んでいくことができます。
大切なのは本人への理解を深め、支援の情報を集め、希望を持って子どもと付き合っていくことなのだといつも感じています。
写真は、沖縄県の宮古島、池間大橋からの風景です。モンパの木の先に、干潮時のみ浅瀬に現れる砂浜が広がっています。今年の夏は国内かつ、感染予防にかなり気を使いながらではありますが、久しぶりに旅行らしい旅行を楽しむことができました。この風景をみていると、浅瀬に砂浜が現れるように、困難な状況の中でも希望を見出して進んでいけるような気がします。