心理学

心の中を投影するって?

8月は各地で花火大会が開催されていますね。昨今は、花火大会の運営費問題もあり運営する自治体、団体も苦労しているようですが(苦笑)。しかし、夏の風物詩として花火はなくてはならないものですよね。我が家も花火大会に出かけたことがあり、打ちあがる花火を見て、息子が「あ!アイスクリーム!」「あ!〇△▢(何かのキャラクター)!」と叫んでいました。私には、いつもの花火にしか見えませんが、「子どもって想像力が豊かだな~」と感心しました。

ところで、この ”〇〇に見える~” という現象、心理学では「投影」という心の働きとして考えられています。映写機のように、心に思い描いたことをスクリーンに投影する働きと考えてみてください。ちなみに、この「投影」されたものを分析して、その人の ”人となり” が分かる心理検査もあります。

実は、この「投影」というのは、私達には切っても切り離せないものなのです。私達は常にこの投影を使って物事を捉えていると言っても過言ではありません。

例えば、ある先生に対してのイメージでも、「明るくておもしろい」という感想もあれば、「圧が強くて怖い」という感想もあり、人により受ける印象が違います。これこそ、各々がその先生に自分の心の中身を投影しているため、印象が異なるのです。

また、「自分はいつも深読みをしてしまう」という人も、そこには自分の投影が働いているのでしょう。ただ、深読みという投影をしてしまうのは、それ以前に、はっとするようなショッキングな出来事があったため、二度と同じ目には遇いたくないと慎重になっているゆえと考えられます。

カウンセリングは、その人の生きづらさと繋がっている投影について、一緒に検討しているともいえます。そして、より楽になることを目指しています。

もし、いつも考え過ぎちゃう・・・・と疲れを感じている方はカウンセラーと点検作業をしてみてはいかがでしょうか。

また、身近な投影の遊びとして、空を見上げ、雲の形で想像を膨らませる。これこそリフレッシュとなる遊びです。ぜひ、身近なもので体験もしてみてください。

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