2024年が始まりましたね。今年は元日から大きな災害があり、私も災害が起きたときどのように行動するかを考えたり、自分が住んでいる地域のハザードマップを再確認したりして災害に備えようとする意識がより一層高まりました。
その一方で、連日悲しい出来事があったり、ニュースを見たりして気持ちが不安定になっている方もいるかもしれません。お休みが明けて、動き出すためにはパワーが必要。しかし、気持ちが不安定ではパワーもなかなか溜まりません。そこで今回は少しでも心がホッとしてパワーが溜まりやすくなるように、リラックス法を２つご紹介したいと思います。
１.呼吸法
まず姿勢を確認します。イスの場合は手はだらんと下ろしてひざの上に置きます。寝ている場合は手を身体の横やお腹につけて、肩や身体の力を抜きましょう。３秒頭の中で数えながら鼻からゆっくり息を吸い、軽く息を止めて、５秒かけて息をゆっくり吐きます。また２秒ほど間を空けて、これを繰り返します。呼吸法をしたあとの心や身体の状態を観察してみましょう。呼吸法をする際にはできるだけ、自分がリラックスできるものや場所をイメージすると深い呼吸がしやすくなるそうです。
２.自分を抱きしめるポーズ
正座か楽な姿勢で座り、息を吸って両手を広げ、胸を開きます。息を吐いて手をクロスさせて自分を抱きしめてあげます。肩甲骨に触れるくらい深く組んでおくと良いです。もう一度息を吸って吐きながら背中を丸めます。そのとき、背中を張るように後ろへ重心をもっていったまま丸めます。上体を起こして手を解放します。手の上下を入れ替えてもう一度行いましょう。
１は自律訓練法と呼ばれるストレスケアの方法の一つで、２はヨガのポーズになります。どちらも実践してみたことがあるのですが、とても落ち着く感じがしました。さらに２は、包み込まれているような感覚があり、安心感を得ることができました。ストレスがかかったとき、気持ちが不安定になったときに自分が落ち着く方法をいくつか持っていると安心して日々を過ごすことができます。実践してもし効果を感じたなら、自分をケアする方法の一つとして加えてみるのはいかがでしょうか。