以前、このブログでゲーム依存について話題にしました。今回はその続きです。
先日ネット上の記事にも取り上げられていましたが、30代・40代のゲーム依存が増えているそうです。
(+αオンライン 「ネット依存・ゲーム依存、30〜40代に増えていることをご存知か」2022.12.3
https://gendai.media/articles/-/102895?imp=0 )
ゲーム依存というと10代・20代の問題という感じがしますが、スマートフォンの普及に伴って上の年代にも波及しているようです。
私は普段電車通勤なのですが、車内でスマホゲームをしている人は決して若者に限りません。熱心に経済のニュースでも読んでいるのかな、というスーツのサラリーマンの画面にはパズルゲームが映っていた、なんてこともよくあります。
背景には、満足感・達成感得られにくい世の中で、ストレスや将来への不安が高いことがあげられています。ストレスが溜まれば気晴らしがしたくなりますよね。最近では、物価は上がるのに収入は増えないという不満を多くの方が感じているのではないでしょうか。また、これまでの競馬やパチンコといったギャンブル依存などと比べてより身近で手軽に始められることや、コロナ禍でイベントや気晴らしの機会が取りづらいこともゲーム依存の増加に関係しているのではないかと思います。
ゲーム自体が悪いわけではありませんが、依存症となれば課金による経済的問題、身体・精神の健康的問題など、日常生活に支障をきたすようになります。
これから年末年始で自由な時間が増える人も多いかと思います。依存症には気をつけながら、気分転換としてちょうどよい距離感で楽しめるように気をつけたいですね。