久しぶりに家から少し離れた広い公園に行ってみました。冬の公園は、風が冷たくて、年末年始になまってしまった体と心には、えいやっと気合を入れないと足が向かない場所でもありました。近くに用事があり、ついでに行ってみようという後ろ向きな気持ちではありましたが、いざ公園へ行ってみると、寒いことは寒いのですが、風も穏やかな日で歩きたい気持ちになりました。
池や樹木の多い公園で、季節柄緑は少ないのですが、冬枯れの樹形や枯れた草の匂い等を楽しみながらゆっくり一周してみました。池には冬の水鳥がいたり、ジョギングコースでトレーニングする人、散歩する人、遊具で遊ぶ子供たちなど活動的な方々とすれ違いながら、時々外に出て散歩しようと心に誓ったのでした。
散歩には、自然の中を歩くことで、脳がリラックスでき、太陽の光を浴びると体内で「幸せホルモン」のセロトニンが分泌されストレスにも効能があり、精神的な落ち着きが得られ前向きな気分になります。分かっていたけれど、冬の寒さと暗さに打ち勝てない自分もいました。これから、少しずつ昼間の時間が伸びていき春も近づいて来ます。木々の芽の様子も観察しながら、冬枯れの散歩を時々してみましょう。
冬の散歩の利点はもう一つ、虫がほとんどいないことです。虫に苦手感のある方は、冬こそ外で活動することをお勧めいたします。