スクールカウンセラーも含め、臨床心理士が集まる場として、心理学会の大会があります。中でも「日本心理臨床学会」の大会は、心理職の方々なら必ず参加したことがあるというくらい大規模な大会です。
一般向けには公開されていませんが、心理の専門家が集まり、それぞれの研究成果を発表したり、様々なテーマについて討論するシンポジウムが行われたりしています。
第40回大会となる今年の大会は先月(9月)に、新型コロナウイルスの影響を受けてオンラインで開催されました。
私も参加しましたが、オンラインでパソコンの画面から見る大会は新鮮なものでした。例年なら有名で人気のある先生の発表は満席で、遠くから、場合によっては立ち見で聴くことも多かったのですが、オンラインでは物理的な距離がなく、間近で、きちんと自宅のソファに座ってみることができました。
これまでのように会場に出かけて(横浜で行われることが多いです)、久しぶりの再会を楽しむことができないのは少し寂しいですが、オンラインでの便利さ・楽さもありがたいなと思います。
また、オンラインでスムーズに大会を行える技術の進歩にも驚きました。
同様に心理学の世界も日々進歩しているのだと思います。発表された先生方に遅れないよう、私も日々研鑽していこうと思います。
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