心理学

視点を変えること

久しぶりに横浜まで出掛けて、みなとみらいを散歩しました。桜木町の駅を降りて目に入ってきたのは空中を走る「ゴンドラ」でした。山でみかけるゴンドラが都市を走っていることにびっくりしました。
このゴンドラは「YOKOHAMA AIR CABIN」と呼ばれ今年の4月22日に運行が始まったそうです。桜木町から運河パークを結ぶロープウェイは時間にして5分と短いものですが横浜ランドマークタワーや観覧車、横浜ベイブリッジ港の景観を上空から見下ろすのはいつもとは違った気分になるはずだと思います。見慣れた景色も高いところから見ると今までとは違って見え、気持ちに余裕が生まれるのではないでしょうか。

生活の中においても、いつもと違う視点でものを見ると今まで見えていたものが違ったものにみえてきます。
同じものを見たり聞いたりしているのに受け取り方が違うこともあります。  
このことはアドラー心理学の認知論において、「視点を変える」または「リフレ―ミング」という考え方に基づいています。
視点を変えるとは自分のモノの見方、見る角度、解釈の仕方が変わることなんですね。
困ったときの解決策としても利用できるのでおすすめです。
1つの視点ではなく、いくつもの角度や視点から物事を考えるようになると次の変化が生まれます。

1,先の予測が立てやすくなる。
2,予測を考えることが出来ると、リスクが下がる。
3,解決策が増える。
「視点を変える」ことはいろいろな場面に応用できるので、考え方の一つとして取りいれてみてはいかがでしょうか?

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