カウンセリング

イップスになったら‼️

「イップス」という現象、スポーツを嗜んでいる方ならよくご存じではないでしょうか。
「イップス」とは、突如、自分の思い通りの動きができなくなる運動障害のことを言います。原因を特定するのは難しいと言われ、原因の1つとして、葛藤やプレッシャーなどの心理的な問題が挙げられると言われています。心理的な問題として考えると、何らかの思考や不安が動作とともに生じて、いつも通りではない動きをしてしまい、その動きが学習され定着してしまったとも考えられるのではないでしょうか。

ここで、ふと「イップス」という現象を広く捉えると、スポーツだけでもないような気がします。例えば、以前は何も考えずに物が言えていた、振舞うことができていたのに、ある日、何かを境に、周囲の目が気になり、些細なことに拘りだしてしまい、スムースに言葉が出ない、動けないという状況もあるのではないでしょうか。
現在、「イップス」の治療法としては、薬物療法とともに、認知行動療法など、思考や感情などに焦点を当て、新しい思考を学習するという心理療法などが有効のようです。
確かに、カウンセリングにいらっしゃる方にも、まるで「イップス」のようだなと感じる方もいます。

まずは、「早く治らなきゃ」という焦る気持ちからの解放が必要で、十分な休息をとること、次に好きなこと、安心できることを積み重ね、真にリラックスすることが大切だと思います。
さらに、新しい体験(学習)、つまり、”不安であっても言えた”、”完璧ではないけど、言えた・動けた”ということを積み重ねていくことだと思います。できれば、その体験を専門家でもよいし、身近な信頼できる人と共有できるとよいのではないでしょうか。

誰しも、「イップス」という経験は大なり小なり経験するものだろうと思います。最近、伸び伸びできないなと感じたら、今日のブログの内容を思い出してみてください。

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