土日はしっかり寝たし、ゆっくりしたはずなのに、疲れがとれていない、、、このような状況に当てはまる方がいるのではないでしょうか。
今回は、その原因のひとつではないかということを取り上げ、解決法も提案していきます。
まず、背景に、「感覚過敏」があるかもしれません。「感覚」は人により様々です。生まれてからずっと自分の感覚で生きているので、他人と比べようもないのです。しかし、疲労が蓄積していてなかなかとれない場合は、まずはこれを疑ってみてください。聴覚、視覚、嗅覚と実はあらゆる感覚からの刺激にさらされ、疲れている可能性も考えられます。
もうひとつ、「不安」もあるかもしれません。休んでいるはずなのに、常に緊張感が強いままでリラックスできていないのでしょう。
疲れをとるには、まずはしっかり睡眠をとることです。しかし、「感覚過敏」や「不安による緊張」が強いと安眠は得にくいでしょう。
そこで、いくつか解決法を提案してみましょう。
「感覚過敏」が強いなという場合は、耳栓やノイズキャンセリング機能のあるイヤホンを装着することや、光を遮るためのカラーレンズ、スマホも明度を下げるなどの工夫ができるはずです。また、安心できる肌触りのものを用意することもお勧めです。
その他、「腹式呼吸」「筋弛緩法」もあります。「筋弛緩法」とは、意識的に筋肉に力を入れて、その後、ストンと力を抜くという動作を繰り返します。不安から身体に緊張感が強い時に試すといいでしょう。
「適度な運動」も効果が期待できます。まずは近所を散歩するくらいから気楽に始めるのもよいでしょう。
「ストレッチ」もあります。特に、首周りにある僧帽筋と胸鎖乳突筋のストレッチをすることで、副交感神経に関与する神経を刺激し、自律神経症状の改善にもつながります。
疲れがとれないとお悩みなら、まずはご紹介した解決法を試してみてください。
