ひきこもり支援

ファームセラピー報告2023①

当研究所では、不登校・引きこもり支援を目的としてファームセラピーを埼玉県吉川市にある『たがやすはうす』でおこなっています。『たがやすはうす』では現在、にんにく、いちご、スナップエンドウなど、8種類の野菜を栽培しており、それら野菜の全ては冬に植え付けられたものです。ニンニクなどは寒さのあまり、枯れてしまうのではないかと心配になるときもあったのですが、8種類の野菜全てが無事冬を乗り越え、春の到来と共に一気に育ち始めました。特にスナップエンドウは成長が早く、沢山の実をつけ、既に収穫の準備も万端。

先週末にファームセラピー利用者の方や、見学に訪れてくれた方々と共に、スナップエンドウの収穫をおこないました。青々しく実ったスナップエンドウを笑顔で摘み取る皆さんの姿がとても印象的だったのですが、後日『とてもおいしかった!』とのうれしい報告もありました。『茹でてよし、炒めてもよし』とのことで、私自身とても誇らしい気持ちになりました。これからは夏野菜の季節。トマトにキュウリにナスなど、瑞々しくておいしい野菜を私達と共に育て、そして一緒に味わいましょう。

ファームセラピーは、目的や喜びを共有し、共に汗をかくということを大切にしています。学校や社会へのつながりを取り戻すために、その一歩をファームセラピーで歩み出してみませんか?興味がある方はぜひご連絡ください。

 

関連記事