新緑がまぶしい季節となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、私は先日SST(ソーシャルスキル・トレーニング)というものに参加してきました。そこでは自己紹介をしたり、書道や塗り絵をしながらそれぞれの作品の良いところを話し合ったりしました。とても楽しかったです。
ソーシャルスキルとは、社会の中で生活していくための能力のこと。挨拶や、お願いごとをしたり断ったりするなどのコミュニケーションもその1つです。SSTは、より良いソーシャルスキルを身に着けていくためのトレーニングで、医療機関や学校、職場などさまざまな場所で実施されています。教育の分野では「スキル教育」とも呼ばれています。
日常生活でもこういったトレーニングができたら嬉しいなと思って少し考えてみました。例えば、身近な人の良いところを探してみるのはいかがでしょうか。普段、あたりまえに感じていることでも良いのです。良いところを見つけたら褒めてみましょう。そのときにポイントとなるのは、良いところを直接褒めるのではなく「感謝の気持ちに変えて伝えること」です。褒めるという行動はどうしても評価が入り、上から目線になりがちですが、感謝を伝えるという行動はお互いが対等な目線になれるのです。
「~してくれてありがとう」という気持ちをぜひ伝えてみてくださいね。