私事ではありますが、連休に合わせて、人生初の手術を受けてきました。喉の一部をレーザーで切除するもので、時間としては10分にも満たないのですが、大変なのはその後です。
麻酔が切れるに伴い、疼痛がじわじわとやってきます。処方された鎮痛剤を服用しますが、それでも飲食どころか嚥下動作自体が負担で、大変な連休を過ごしました。
普通に食べたいけど食べられない…。この間、負担の少ない離乳食やレトルトの介護食が非常に役立ちました。普段なら目にすることも、自分が食べることもないので気付きませんでしたが、バリエーション豊かで、味も栄養もよく考えられていました。図らずも、食べることが困難になった高齢者にとって、食事がいかに大切か思い知ることとなったのです。
食事だけでなく日常の動作や睡眠や心の安定など、普段何気なくしていることでも、その機能が失われると大きな苦痛が伴います。
私の専門は心理学です。改めて、そういった大変さに直面している方々の力になれるよう努力したいと思った連休でした。
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