日々のこと・その他

大阪・関西万博に思うこと

1か月ほど前の話ではありますが、大阪・関西万博が開催されました。少し足を伸ばしてGWに行かれた方もいるのではないでしょうか。

私は、あの公式キャラクターは知っていたのですが、万博のことについて開催されるまでほとんど何も知りませんでした。

そこで、改めて公式HPを拝見しました。万博というと、新しいテクノロジーが生まれ、私達の生活を便利にしていくというイメージがあります。今回ももちろん、世界が抱える課題に向け、世界中の最先端の技術が結集しているのでしょう。

テーマとして取り上げられている「いのち輝く未来社会のデザイン」そして、サブテーマとしては「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」とあります。

今年は、戦後80年を迎える節目の年です。ここ数年言われていることですが、戦争体験者の数も徐々に少なくなり、体験を語れる人が少なくなってきているのが現状です。

だからといって、戦争の記憶が薄れるわけではないでしょう。私たちが関心を持ち続け、伝えていくことが大切なのではないでしょうか。

今も続く、ウクライナとロシア間の戦闘、イスラエルのガザ侵攻など、世界各地で戦争は尽きません。万博で掲げているテーマ「いのちを救う」これこそ世界が一番に取組むことではないかと思います。新しい技術とともに、戦争のない「いのち」の尊厳が守られる社会の実現のため、私たちは何ができるか。この万博をきっかけにひとりでも多くの人が考えてくれることを願っています。

 

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