心理学

失敗から学び、成長すること

年の初めに新しい目標を立てた人も多いかと思いますが、順調ですか?「毎日勉強する」「部活を頑張る」など、意気込んでスタートしたはずなのに、だんだんとサボってしまうこともありますよね。

こんな時、自己嫌悪に陥って「もうやめたー」と諦めたくなるかもしれません。でも、その「失敗」は、実はとても重要な学びのチャンスなのです。目標に向かう途中で一時的に失敗したとしても、それを学びの機会と捉えることで、行動を修正して成功に繋げられるということがあると思います。つまり、挫折をゴールへの途中経過としてポジティブに捉える考え方です。例えば、「毎日30分、本を読む!」と決めたのに数日でサボってしまった時、そのまま諦めてしまうのではなく、「どうしてサボってしまったのかな?」と冷静に考えてみましょう。読む本に興味を持てなかったのかな?読む時間が良くなかったのかな?と思うかもしれません。この原因を見つけて改善すれば、次はもう少し目標に近づきやすくなるのではないでしょうか。多くの人は、失敗を“自分に非がある”と捉えがちです。でも、むしろ「うまくいくためのヒント」と考える方が、前進できると思いませんか?

失敗したときには①どうして失敗したのか?(原因)②次に成功するためには何をすれば良いのか?(改善策)③本来の目標に立ち返って、修正すべき点は何か?(計画の見直し)を考えてみましょう。お正月のやる気が落ち着いてくる時期に、失敗をしてしまうことは自然なこと。でも、ステップを知っていれば、前向きに捉えることができるのではないでしょうか。失敗をしたら、一度立ち止まって考えてみましょう。「この失敗から、自分は何を学べるだろうか?」と。失敗を味方につければ、もっと頑張れると思いますよ。

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