年明けからあっという間に半月経ちましたね。お正月モードからの切り替えは無事にできているでしょうか。
「年賀状、間に合わなくてごめん。」という友人からのメールが届く今日この頃。仕事と育児と慌ただしく過ごしている友人の姿が目に浮かびます。
今は、SNSでご挨拶というのが主流なのでしょうか。確かに、便利ですし、合理的と思います。しかし、話し言葉を文字化しやすい、瞬時に送れてしまうためか、実は落とし穴もあり、誤解も生じることがあるのです。ひとつ、例を挙げましょう。
誤解が生じているのがお分かりでしょうか。A君の発言の「なんで」が二重の意味を持ってしまっているのです。つまり、「目的地までどうやってくるのか?」という意味と「なんで来るのか?」という理由を問う意味が含まれてしまうのです。後者の意味と受け取ってしまえば、仲間関係に亀裂が生じるでしょう。もし、これが対面でやりとりされていれば、言葉以外の情報もあり、誤解は生じないかもしれませんし、誤解が生じてもすぐにその場で解決できたでしょう。
便利だけど、話し言葉を文字にして、受信側のことを考える間もなく、瞬時に返すとディスコミュニケ-ションになってしまう、これは肝に命じておきたいですね。
そして、私は、新年の挨拶を気にしてくれていた友人に思いを巡らし、一拍置いて、「ありがとう!体調だけは気を付けてね!」と返しました。