4度目の緊急事態宣言が9月12日まで発令されています。
家の中でなにか楽しめることを考えたところ、以前から気になっていた「酵母菌」からパンを作ることが浮かんできました。
酵母づくりに最適な温度は25度から30度なので今の季節にぴったりです。
桃と巨峰の果実は美味しく味わい、本来であれば捨てる種と皮を利用するので経済的です。
酵母とは、お酒やパン、味噌などを作るときに用いられる単細胞性の微生物のことです。酵母菌、乳酸菌、納豆菌、麹菌などの善玉菌は腸内環境を整え栄養をスムーズに吸収して体内にめぐらす役目を果たしています。
シュワシュワとガラス瓶の中で泡立った「酵母菌」が出来上がり強力粉を混ぜて元種を作るところまでは良かったのですが、パン生地の発酵で失敗しました。冷蔵庫で12時間から14時間かけて一次発酵を待ちましたが、3倍に膨らむはずが大きさに変化なし。桃や巨峰の甘い香りがしていたはずなのに何故か酸っぱい匂いに変わってしまいました。失敗です。
新しいことにチャレンジしていくことはやる気を高めますが、確実な成功の約束はありません。失敗を恐れていると新しいことにチャレンジすることが出来なくなります。
人には成功したいという気持ち(心理学では「成功達成欲求」といいます)と、失敗したくないという気持ち(「失敗回避欲求」といいます)があります。この「成功達成欲求」と「失敗回避欲求」は誰のこころにもあります。
「失敗したくない」という思いが強いタイプは物事に対して消極的でチャレンジ精神が弱いと言われています。「成功したい」という気持ちが強いタイプは何事に関しても意欲的でチャレンジ精神が旺盛なのです。
失敗することに対してもう少し楽観的な気持ちをもつことで「成功したい」という気持ちが強まり、やる気とチャレンジ精神が生まれてくるそうです。
私も失敗にめげずに「酵母菌」づくりに再チャレンジしようと思っています。