11月23日は「勤労感謝の日」です。広く働く人々の勤労に向けて感謝を示す日のことです。
私達は毎日どんな時も、誰かが作って誰かが運んでくれたものを消費して生活しています。自分は一人で生活していると思っていても、衣食住に関わること、生きるために必要なこと全てが誰かが作って運んだものばかりです。自分は何も作り出していないということでも、消費者であることには間違いなく、人間の社会の中で役割を担っていることには間違いがありません。だからこそ、身の回りのことに感謝する一日であって欲しいと思います。
先日、久しぶりに川沿いを散歩しました。川沿いの土手や道、送電線。どれをとっても、私ではない誰かの仕事が、日々の生活を支えてくれているのだなと、秋の風(暦の上では冬ですが)を受けながら、人間の社会の発展や維持のために多数の人が関わっていることに改めて「ありがたいことだな」と感謝の念を抱きました。
そう思うと、自分にも少しだけ優しい気持ちがあることに気が付きます。