マインドフルネスに関する本や情報は沢山あります。体験講座もあちこちで開催されていると思います。どこから手を付ければいいのか分からないぐらいです。
ヨガをされていれば、瞑想の取り組みもあり、そういうものだろうとの想像はつきます。もしくは、仏教の座禅会などでしょうか。こちらは少し堅苦しい印象や取り組みずらそうな感じがしてしまいますね。
マインドフルネス瞑想は、「気づき」や「ありのままの注意」を重視する「洞察瞑想」であり、心理的・身体的健康や良好な人間関係、冷静な意思決定、仕事や学業への集中、全般的な生活の向上などに効果があると注目を集めているとのことです。複数の臨床研究があり、様々な場所での取り組みがされています。
では、私はどのように試してみればよいのだろうかと思ったとき、子ども向けのマインドフルネスに出会いました。子ども向けのエクササイズがたくさんあるのですが、その中から「1,2,3,4,5」を紹介します。
「1,2,3,4,5」
今やっていることを、少しの間やめること。気持ちを落ち着かせるやりかた。
息を吸って、心の中でゆっくり「1,2,3,4,5」と数える。
息をはきながら、心の中でゆっくり「1,2,3,4,5」と数える。
もう一度やってみる。
イライラしたときには、ゆったりと落ち着くことができる。
マインドフルネスは、嫌な気分で心と体が一杯にならないように、ちょっと止まって、今このときを感じること、という説明が一番しっくりきました。
夏の暑さはまだまだ続きそうですが、少しの時間を「今ここ」に向けてみませんか。