今回の学年末試験では「力を出し切れた!」という人も多いと思います。しかし、ときには思うような結果が出ないこともありますよね。そんなとき、必要以上に自分を責めてしまうという人がいたら『自己肯定感が低い状態』にあるのかもしれません。
自己肯定感を高めよう
自己肯定感とは、自分自身を認め受け入れる気持ちです。自己肯定感が高い人は、必要以上に失敗を恐れず、積極的に物事に取り組む傾向にあります。しかし、反対に低い人は自分の考えや意見に自信が持てず、結果的に行動に移すことや発言することに消極的になってしまいます。
自己肯定感が低いと:
・ネガテイブ思考で失敗を長い間引きずってしまう
・親しい人や友人をついつい頼りすぎてしまう
・他の人からの否定的な意見にひどく傷つくことが多い
・断れずに面倒なことを他の人から押し付けられてしまいがち
・孤独感や罪悪感(相手に申し訳ないと思う気持ち)を抱えることがよくある
・「嫌われるのでは」と思い、他人にうまく自分の気持ちや考えを伝えられない
『自分は変えられる!』
自分に自信が持てずについ消極的になってしまうという人は、これから紹介する自己肯定感を高めるための4つの方法を試してみましょう。もっと積極的になって、さらに自分を高めていきたいという人にもおすすめです。
1. 目標を決めて、その実現のための小さな一歩を踏み出してみよう
「一歩前に進めた」という実感が大切。それがあなたの自己肯定感をアップしてくれるはずです。
2.「やりたいことリスト」を作ろう
手帳やノートに「時間があったらやりたいこと」を書き出しておきましょう。「やりたいことリスト」の中からひとつ選んで、実際にやってみることで気持ちも前向きになります。
3. とりあえずやってみる
「やれそうだ」と思ったら、とりあえず実行してみましょう。そして「これはダメだ」と思ったら、ためらわずに止める。とりあえず動いてみることが大切です。
4.「ありのままの自分」を受け入れる
自己肯定感とは、自分を全肯定して優越感に浸ることではありません。長所と同様に自分の欠点も素直に受け入れることが大切です。欠点を知ればこそ、改善し更なる成長にもつながりますよね。
自分を変える第一歩として、新学期に向けて自分にできそうなことから始めてみませんか?自分ではなかなかできそうもないという人は、相談室で一緒に考えることもできるのでお話をしに来てください。いつでも待っています。