秋が深まり、日当たりのよい草地で吾亦紅の花の穂を見かけるようになりました。
若山牧水は「吾木香 すすきかるかや 秋くさの さびしききはみ 君におくらむ」と詠んでいます。
静かに控えめに咲く姿と、「我も恋う」に重なる名を持つ吾亦紅、暗い赤や紫がかった地味な色合いの花ですがしみじみとした風情を感じます。
「吾亦紅」とは「私(吾)もまた(亦)赤(紅)い花なのです」という意味があり、地味で控えめな吾亦紅ですがひそかに「赤い花」だと自己主張しているところに多くの人が魅力を感じているのかもしれません。
私たちの生活の中でも「自己主張」を取り入れることで快適に過ごすことができるようになります。自分にできそうなところから始めてみませんか?
1、 誠実であること
自分の気持ちに正直・誠実であることです。自分の感情に嘘をついてしまうとストレスが溜まります。
2、対等であること
誰が相手でも同じように接する、態度を変えないことが重要です。
3、率直であること
相手の主張もまっすぐに受け止めつつ、自分の意見を伝えることが大切です。
4、自己責任
自分の意見をしっかりと伝えた結果、相手の反応が望むものではないケースもあります。相手がどう感じてどのような反応を返すのかは、相手が決めることであると意識しましょう。
「自己主張」を意識することで、「我慢すること」から解放され、自分も相手も大切にできるようになるといいですね。
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