ブログで度々進捗具合についてお伝えしているファームセラピーについて今回はお話ししたいと思います。ファームセラピーを始めるにあたり、畑と拠点となる施設を新たに埼玉県吉川市にお借りしたことは既にお伝えしました。私達研究所所員にとって、吉川市は新たな土地。そこで東京教育カウンセリング研究所のこれまでの取り組みや活動、そしてファームセラピーについて知ってもらうために、吉川市や越谷市など周辺自治体で挨拶周りを始めました。
正直、初めは話を聞いてもらえるのだろうか?、不審に思われないだろうか?などと思っていました。しかし、市役所や福祉施設、教育支援センター、地域のNPO法人などを周り、そこで働く多くの方々にお会いしていくうちに不安感は薄れ、感謝と決意の気持ちに変わっていきました。こちらの話に耳を傾け、時には助言や協力などもお申し出いただくにつれて、私達もこの支援の輪に加わり、地域社会に貢献していきたいとの思いが大きくなっていきました。
カウンセラーとして、「とりあえず、やってみる」ことの大切さを強調しクライエントの方々へお伝えしているのですが、今回の挨拶回りでもその大切さを改めて実感しました。やる前は、不安でいっぱい。でも、それは普通のこと。とりあえずやってみる!やればこそ、気づけることがきっとある。
ファームセラピーは、体験型のカウンセリングプログラムで「やってみて気づく」、「やりながら学ぶ」を大切にしています。興味のある方はお気軽に、当研究所までお問い合わせください。地域・社会、そして何よりもまず必要としている個人個人に真に意味のあるセラピープログラムに育てていきたいと願っています。