カウンセリング

不安を吐き出してみよう

少しずつ秋の訪れを感じている今日この頃。秋はおいしい食べ物が多くてついつい食べ過ぎてしまったりもしますが、後期の始まりに向けてしっかりと体調を整えていきたいものです。

さて、体調を整えていくために、メンタルも安定させたいですよね。その方法の1つとして、悩みや不安、心配ごとがあったときには紙に書いてみることをおすすめします。もちろん、お話しやすい人が周りにいるならその人にお話してみてもOKです。ネガティブなイメージを「吐き出すこと」は心を健康に保つ上でとても大切です。紙に書くことで、悩みや不安などと距離を取ることができ、その問題を冷静に見つめて考えることができます。厚生労働省のホームページでも『今の気持ちを書いてみる』という題で紹介されています。文章でなくてもかまいません。単語や絵、漫画でも良いのです。書き出したことを読み返してみると、新しいことに気付けたり、新しい解決策が浮かんできたりすることもあります。これは、認知行動療法の「セルフモニタリング」の1つです。

書き出すときには「何があったか」「そのときの感情」「そのときに思ったこと」「身体の変化(ドキドキした、手が震えたなど)」「そのときとった行動」の5つのポイントに沿って書いてみると良いです。そしてそれを考えていると、ふと「この前も同じようなことがあったな…」「あのときはどう対処したかな…」など自分自身にどのような傾向があるかなどを分析することができます。

みなさんも不安なことがあったときにはぜひ、セルフモニタリングを試してみてくださいね。

 

参考URL:

・HELiCO『心の不安やモヤモヤを「書き出す」セルフケアのすすめ』

https://helico.life/monthly/240304kokoronohuan-selfcare/#index3)

・厚生労働省 こころもメンテしよう『今の気持ちを書いてみる』

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/self/self_02.html)

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