日々のこと・その他

五月病にならないためにできること

日本の社会では4月からが新年度となるため、進学や就職などの生活が大きく変わり緊張や疲れがピークに達する時期が5月です。その時期にゴールデンウィークとなる連休も重なります。張りつめていた糸が連休でプツリと途切れ、学校や会社に行けなくなったり、休みを取っても気分が悪かったり疲れが取れなかったりしていたら、それは五月病かもしれません。

五月病は、だれでもかかる可能性があります。受験や就職などの大きな目標を達成したことで、燃え尽き症候群のような状態になっている人や、環境が大きく変わったことで周りに上手くなじめないという人は、ストレスを溜め込みやすいので注意が必要です。また、性格的に几帳面で真面目で責任感が強い人も、一人で抱え込んで全てをきちんとしようとするあまり、周囲に協力を求められずストレスをためてしまいがちです。

五月病の予防には、ストレスをためないことが一番です。好きなことをしたり、好きなものを食べたり、運動や規則正しい生活を心掛けることです。また同じ境遇の仲間同士で悩みを共有することも五月病の予防には効果的です。

連休中は心身を休めることも大事ですが、公園など緑の多いところで、深呼吸をして、顔を上げて体を伸ばしてストレッチをしてみたり、体の緊張をほぐし新鮮な空気を取り込んでみると頭も体も心もスッキリします。自分のペースを見つけて、良い状態で生活していきましょう。それでも上手く行かないときは、カウンセラーと話してみたり、病院へ行ってみることも大切です。

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